地理っ子クラブ~タイ・ベトナム~
12月16日(水)に地理っ子クラブを開催しました!
今回は、朝井哉貴さん、五十嵐義明さん、片岡福太郎さん、雲津知成さん、小濱辰也さんの5名をお迎えし、タイとベトナムにスポットを当てました!こんなにたくさんの講師の方をお招きするのは、久遠塾史上初の試みです!
講師のみなさんは、平成30年度に白糠町が開始した新しい事業である、「青年就業者海外等研修事業」の第1期生として推薦された、白糠町の選ばれし5名なのです!
この5名のみなさんで、今後経済的発展が見込まれ、日本との結びつきが益々強くなるであろうタイとベトナムを研修先に決定し、昨年の3月に現地へ赴いたそうです。
実際に訪れた場所を、お写真でご紹介いただいたのですが、その中でも特に印象的だったのが、タイにあるメクローン線路市場です。
このメクローン線路市場は線路の両脇に、お店があるという場所です。貧しい人々が、そこで商いを始めたことが始まりで、今ではタイの観光名所となっている場所です。本数は少ないそうですが、実際にこの線路を列車が走っているそうです!日本では考えられない、文化の違いを感じさせられました。
そして、食についてもたくさんのお話をしてくださいました。タイやベトナムでは、ワニも食べるそうです。
旅行中には、日本食も食べられたそうです。お寿司を食べる機会もあったそうですが、中には現地の魚を使ったお寿司もあったそうです!カラフルな色合いのお魚とかなのかな……と、勝手に想像してしまいました(笑)
また今回は、料理人である小濱さんが、お店の営業時間の合間を縫ってタイカレーを作ってくださいました!普段は、お店で和食を提供されている小濱さんですが、とっても本格的なタイカレーで、その職人技に感激してしまいました!
参加者のみなさんは、一口食べたあとに、「辛い!!!」と悲鳴をあげていました。中には、追いスパイスをして、さらなる辛さを求めている方もいらっしゃいました!生徒たちには、少し刺激が強かったようですが、寒い白糠の夜に体が温まってよかったのではないかと思います。
(↑カレーを食べる前の写真です!食べた後は、心臓やのどが痛くなるほど辛い!と悶絶していました(笑))
今回は、20名近くの方が参加してくださいました!ここで、参加者の方からいただいた感想から一部を抜粋し、ご紹介します!
〇寺院がとてもきれいで、不思議な形をしていて実際に行ってみたいと思った。外国にはあまり行ってみたいと思ったことがなかったので、お話を聞けておもしろかった。
〇タイのお城みたいなやつがすごいキレイだった!空気が悪いと扁桃腺がやられてしまうんだなあって勉強になった。
〇ベトナムの街並みやタイの街並みは日本とはやはり違ったんだなと思いました。また、食についてもやはりタイカレーを食べて結構違うなと思いました。このような外国についてまた学びたいと思う講座でした。
〇一杯目は平気で食べられたのですが、友達からもらった2杯目は辛くて食べきることができませんでした。タイのトゥクトゥクに乗ってみたいと思いました。
〇治安が悪そうだと思っていたので、勉強になりました。
〇タイカレーが思っていたより辛かったけど、おいしかった。今回の講座で海外のことがもっと知りたくなりました。特に民族集落を実際に見てみたいです。
〇タイやベトナムはあまりきれいそうに思えなかったけど、デパートの中とかはとてもきれいで驚いた。実際にワニやドリアンを食べてみたいなと思った。
〇体調を崩すというのは、やはり空気の汚れだけではなく、不衛生なことも関係しているのでしょうか?(辛いのは毒消しなのではないか、という気がします。)
〇線路や原付などの動画は迫力がありました。同じアジアでも日本との違いがよくわかりました。カレーのにおいをかぎながらお話を聞くことができて、現地にいるような錯覚を覚えました。カレーも文化の違いですね。ありがとうございました。
〇ベトナムとタイについて学びながら、とてもスパイシーなカレーを食べることはとても楽しかった。ちょっとでもあそこの国々の文化に参加するのはすごく大切な経験だと思います。あと、日本人として外国に行く経験も面白かったです!
今回の、講師のみなさんは、5名中4名が初めての海外だったそうです。どのお写真を見ても、とっても楽しそうな様子がうかがえて、そして、初めて異国の地を訪れたことへのわくわく感が伝わってきました。
町を代表する大人のみなさんの、大人になっても「行ってみたい」とか「いろんなものを見てみたい」という姿が生徒たちにも伝わって、大人になっても好奇心を持ったり、夢を持ったり、少年のようにわくわくすることもできるんだな、いいな……と思ってくれたら素敵だなぁ……と思いました。
今回の地理っ子は、異国の地を知るということに加え、そんな大人の面白さを伝えられたような回になったと思います。
(大門 桃)
0コメント