共に創ったカミングパラダイス
今年で26回目を迎えたカミングパラダイス。多くの人が楽しんだこの縁日の舞台裏には、運営に携わっていた皆様の白糠への思いがありました。
実行委員長によると、この縁日を「町の人が楽しめる場を作ろう」というコンセプトで、第1回から続けてこられたそうです。そして、カミングパラダイスで使われたアトラクションや看板などは、あえて業者に発注をせず町の人の手作りにしているとのことです。「手作り」を通して、作業の過程を楽しんでほしい、「町の人が作った」感じを出したい、普段は異なる仕事をしている人同士が作業場に集まることで、新しい人の交流の場を作りたいなどの思いからだそうです。
(当日のステージ。看板やプログラムは手作り)
8月6日からスタートした準備に、私も参加しました。遅い時間からの参加でしたが、看板の下地の色をぬったり、子ども用の缶バッジやシールを仕分けしたり、日々異なる作業を楽しみました。また、作業場には、役場の青年部の皆様、商工会の皆様、地元の信用金庫の方など、毎日違う方がいらっしゃいました。その方々と共に作業をする中から会話も生まれてきて、人と人とのつながりを持つことができました。
カミングパラダイス当日、私は準備から片付けまで参加しました。
写真のように通りいっぱいに広がったテントの骨組みをトラックに積んだり、バリケードをトラックに積んだり、などなど、力仕事がたくさんありました。
しかし、大勢で協力すれば、作業はスムーズに進み、作業が終わるのもあっという間。やはり、みんなで協力するって良いですね。
そして、縁日の開催中は高校のとき将棋部だったこともあり、「なつかしひろば」で子どもたちと対局をする将棋のブースも担当させていただきました。普段はありえない場所に駒を置いたところから始めてみるなど、子どもたちと勝ち負けを超えた縁日ならではの時間を楽しみました。
準備の作業開始から2日目が終わるまで、皆で創ったカミングパラダイスでした。皆様、本当にありがとうございました。
(古城 大志)
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