第2回美文字講座

5月10日(金)、第2回美文字講座を実施しました!

(↑第Ⅱ部に参加してくれたみなさんとの集合写真です。)


今回は、“令和”になって1回目の美文字講座ということで、“令和”の典拠となっている『万葉集』の和歌を書く、という内容で行いました。

約4,540首の歌が収められている『万葉集』。

全ての歌の中からオススメをいくつか、というのは正直難しいので(*_*)

中学校の国語の教科書に載っているものを中心に、6首を選ばせていただきました。

(そのうち2つを…。)


《大伴家持》

新しき 年の初めの 初春の 今日降る雪の いやしけ吉事

→『万葉集』の編纂に深く関わったとされている、大伴家持の歌です。個人的にとても好きな歌。


《詠み人知らず》

たまゆらに 昨日の夕べ 見しものを 今日の朝に 恋ふべきものか

→意味を知って、うっとりしちゃう参加者も…(*^_^*)


短歌や俳句は、短い言葉の中に作者の想いがぎゅっと詰まっていて、作品として本当に素敵なものだなぁ、と改めて感じました。

(上が第Ⅰ部、下が第Ⅱ部。)

好きな歌を好きなペン(シャープペン・ボールペン・サインペン・筆ペン)で書く、ということにしたので、気になった歌を順番に書いてみる人、意味を味わい1首に想いを込める人、満遍なくペンを使ってみる人、筆ペン一本に絞り着実にレベルアップしていく人、様々でした。


初めて参加してくれた人の感想の中に、【美文字になるというのはとても大変でしたが、とても楽しく、少しうまくなったかもしれないという自信があります。】とありました。

とっても嬉しいお言葉!

楽しみながら達成感を味わえるよう、私ももっと頑張ります!

これからも、たくさんの方の参加をお待ちしていますね!!


☆次回の美文字講座☆

第3回美文字講座

6月14日(金)18:15~/19:30~


(仲村 明日香)

白糠町久遠塾(公民館 2018.6~2021.3)

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