真田さんから✍

白糠という町自体、2ヶ月前までは知りませんでした。ひょんなことから白糠町にある久遠塾でお世話になることになり、正直なところあまり大きな期待はなく、ここにやって来ました。

久遠塾にやってくる高校生の学習サポートのお手伝いの傍ら、映像企画も当初からやることになっていましたが、何から手をつければ良いのか全くわからなくて、最初の一週間くらいは途方に暮れていました。とりあえず、情報をかき集めなければならないなと思い、久遠塾や白糠町の取り組みを調べていく中で、「白糠の仕事人」に目をつけました。

白糠高校生がもっと地元で働いている人について知った方がいいのではないかと、また僕自身も白糠で働いている人の姿を見たいという思いで、取材・撮影に取り組みました。まずは、商工会や協同組合さんに挨拶に行って企画の説明をして協力してくれそうな方を紹介してもらい、取材先が見つかればまた挨拶に行き撮影の日程を決めて…。なかなか先に進まないなぁと思いながら日は過ぎていきました。

しかし、白糠で働く人たちの取材・撮影を経る毎に、自分が今まで一つ一つ組み上げていったものが繋がっていくことを感じました。取材をした方々は白糠の中でも業種は様々で、仕事上では関わることはなくても町の中ではつながっていて、その中に自分自身も少しずつ入り込んでいくような、そんな感覚で取材を進めていきました。

そして、映像上映会の日、白糠の方々に自分の目線で捉えた白糠を見てもらうというのは不安な部分も多かったですが、作った映像を真剣に見てくれている皆さんの様子を見て、白糠に来て、このような企画に取り組んで、本当に良かったと思えました。

おそらくパッと来ただけではわからないような白糠の魅力に少しでも触れられたのではないかと感じています。

振り返ればあっという間の日々で、本当に多くの方々に助けていただきました。また何か機会があれば、白糠に来てお返しが出来たらいいなと思っております。一ヶ月半の滞在期間、大変お世話になりました。ありがとうございました。


【真田 陽平】


“また帰ってきたい”と思ってもらえていたら、これほど嬉しいことはありません(*^_^*)

ひとつ前の記事に、真田さんの映像上映会の様子を載せています。

まだご覧になっていない方は、ぜひ!!

↑「寂しい!また来て~!」と、別れを惜しむ女子たち(;_;)


(片岡 明日香)

0コメント

  • 1000 / 1000