第8回 地理っ子クラブ
1月31日(金)、今年度最後の「地理っ子クラブ」を開催しました。
今回の地域は、イギリスとアメリカ合衆国の2カ国。白糠町外国語指導助手(ALT)の2人をゲストにお迎えし、司会進行を白糠高校生が務めるという、前回とはまた違ったスタイルで行われました。
まずは、「ヨーロッパの歴史にすごく興味があるんですよ!」という白糠高校2年、渡邊春冬さんによる2カ国の基本情報についての説明。
その後にスティバードホークス・マクスウェル先生の「イギリス講座」です。英語と日本語を織り交ぜながらテンポよくクイズを出題。イギリスの国旗の成り立ち、ロンドンはイギリスの首都であるとともにイングランドの首都でもあること、エリザベス女王のカラフルな帽子、ビッグベンは建物の名前ではないことなど、住んでいなければ気づかないことをたくさん話していただきました。
ビシィラ・メーガン先生の「アメリカ講座」は故郷のミネソタ州を中心とした内容です。カナダと国境を接し、白糠よりも寒く、無数の氷河湖と自然の美しい風景の数々に、会場からは「行ってみたーい」の声!
最後に簡単な英単語、例えば「ハーブ(Herb)」を日本、イギリス、アメリカのそれぞれ3人が発声し、その違いをみんなで聴き分けてみました。「発音は違って聞こえるかもしれないけれど、どれも英語だよ!」とマクスウェル先生。「発音は日本語でいう方言のようなものもあるから、あまり気にしすぎないで!」とメーガン先生。「へー」、「ふーん」とあちこちから声がもれ聞こえるなか、講座は終了しました。
「地理っ子クラブ」は元々地理好きな塾長の思いを形にして始めた講座(知るゼミ)でしたが、やりながら進化し、みんなで創っていく講座に変わっていきました。多様な国や地域を知ること、知ることによって知らなかった地域に興味をもったり、行ってみたいと思ったり。講座を通して「知ること」自体を楽しんでもらえたら、こんなにうれしいことはありません。久遠塾の講座(知るゼミ)は、広く地域の方に開かれています。興味のある方ならどなたでも参加できます。来年度はさらにパワーアップして、もっといろいろな人が集える楽しい講座にできたらと思っています。参加してくれた塾生、先生方、町民の方、各回のゲストのみなさん、1年間ありがとうございました!
☆☆☆今年度「地理っ子クラブ」でとりあげた国・地域☆☆☆
第1回 「地理っ子クラブ、オリエンテーション」品物の輸入先を推理しよう!
第2回 「ラオス」の方とその場でつなぐweb電話!
第3回 開塾1周年記念企画「白糠町」をGoogle Mapでバーチャル巡検!
第4回 アフリカってどんな場所?「ケニア・エジプト」を中心に!
第5回 「インドネシア(バリ島)」インドネシアの国技、白糠町の町技はバドミントン!
第6回 2年生見学旅行特別企画「京都・大阪」について、おすすめの見学場所は?
第7回 「フィリピン」を旅する、高校生がプレゼンター!
第8回 ALTの「イギリス・アメリカ合衆国」講座!
(上内 智英)
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