しらゼミ~みんなで、絵本を作ろう~
6月8日(月)、今年度初の「しらゼミ」を開講しました!4月、5月のゼミはすべて中止になってしまったため、私たちもこの日をたのしみにしていました!
今年度のしらゼミでは、伊坂幸太郎の『鋼鉄のウール』を題材に絵本を作っていきます!
第1回目の今回は、参加者の方々に、作品を読んでもらい、自分のお気に入りの場面とその理由を考えていただき、それを発表し合いました。
この『鋼鉄のウール』というお話は、「8年後に小惑星が地球に衝突する」というニュースが流れ、世の中が混乱する最中、主人公が小学生の頃に出会ったボクサーの苗場さんと、5年後に再会し、登場人物が苗場さんの強さから、影響を受けていく姿を描いた物語です。
この物語には、さまざまな名シーンがあり、たくさんの心打たれる名言が存在します!
参加された方々に読んでもらった時間は、そんなに長い時間ではなかったのですが、みなさん、じっくりお気に入りの場面を探していらっしゃいました!
ここで、参加者のみなさまからいただいた感想をご紹介します!
〇皆さん、それぞれ心の琴線に触れる部分が違ったのが面白かったです!
〇読書は難しい
〇同じ本を読んで、それぞれの好きなシーンを聴きあうのはたいへんおもしろかった。その理由と共にそれぞれの人の自己表現を聴くことはたいへん意義深いことだったと感じました。
〇文を読んで自分の意見をまとめるのがむずかしい!
〇自分の考えを、今日どれだけ伝えられたか心配ですが、初めての経験で緊張しました。
みなさまから発表していただいた、お気に入りの場面は本当にさまざまでした。お気に入りの場面が同じであっても、その場面を選んだ理由はそれぞれ違っていて、「なるほど……」と自分の考えとは違う新しい見方に触れることができました。
互いの見方や感じ方を聞き合うことは、参加者の方々の感想にもあるように、とても面白く、意義のあることだと感じました。そして、普段、一人で読書をしている時には経験できない、すてきな機会となりました。
また、高校で本格的に部活動が再開したこともあり、今回、高校生の参加は1名だけでした。大人の中に一人混ざる高校生……。そんな中でも、自分の考えをしっかりと述べている姿が、とってもかっこよく見えました!
久遠塾のゼミとしてトップバッターとなった今回の「しらゼミ」。とっても素敵なスタートを切ることができ、そしてとってもすてきな時間となりました!
参加していただいたみなさん、ありがとうございました!
次回から、役割を決めて実際の絵本作りを始めていきます!
7月8日(水)18:15~19:15、久遠塾(公民館3階)にて開催します!
1回目に参加できなかった方も大歓迎です!
ご参加お待ちしています!!
(大門 桃)
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