久遠塾新ゼミ!ぶんのいち⁂
8月6日(水)久遠塾新企画「ぶんのいち」を開催しました!
”白糠町民分の1”が「ぶんのいち」の名前の由来です!”正解不正解なんてないんだからあなたの考え、思いを聞かせてください!”……という、とってもすてきな企画です!
今回は「ルールって何?」をテーマに、ルールについて考えていきました。最初に、二つのお話をみんなで読みました。
一つ目は、レストランでのお話。
大人のお客さんがお子様ランチを頼み、初めはお断りしたスタッフでしたが……事情を知り、”お子様ランチは9才まで”というお店のルールを破って、お子様ランチを提供します。
二つ目は、動物園でのお話。
いつも外から動物園を眺めていた二人の子ども。ある日、「お金を持ってきたから入れてください」と入口にやってきて……”大人と一緒にでなければだめ”という動物園のルールを破って、従業員は2人を中に入れてあげます。
どちらのお話も、人を喜ばせたいという気持ちがあって行ったことでしたが、結果によってはルールを破るということにも大きな違いがあるということに改めて気づかされました。
今回参加してくれた生徒は、4名でした!
二つのお話を聞いたあとに、4名の生徒と久遠塾スタッフ2名で、ルールについてそれぞれの考えを出し合いました!
自分の素直な気持ちを言うことが恥ずかしいと思ったり、自分の気持ちを表に出すのが苦手……という人も多くいると思います。今回の「ぶんのいち」では、生徒たちが自分でルールについて問題視をしたり、ルールが存在する意味をしっかりと考えていて、本当に感心するばかりでした!そして、生徒たちの言葉や考えの中にはたくさんの学びがあるな……と感じました。
今回、ルールについて、このような考えが出てきました。一部ですがご紹介します!
〇ルールを守るのは各自の自由だけど、なぜそのルールができたのか考えて行動しなきゃダメ!
〇ルールは特殊性を出すためのもの。(例えば制服とか)
〇ルールは過ごしやすい環境を作るためのもの。(例えばゴミの分別とか)
〇ルールはだれかを守るためにある。
〇ルールを破るなら周りの人を巻き込まず、自分で責任を取ること。
〇ルールは平等であるためにある。
〇ルールを守ることは相手との信頼関係を築くためにも必要。
〇国によって、ルールは違う。
〇ルールが無かったら、世界が崩れてしまう。
〇ルールは、世界が決めることもあれば、自分で決めることもできる。だが、行き過ぎたルールは違う。
〇人が苦しむルールは必要ない。
〇守らなければならないルールもあるけど、守らなくてもいいルールもあると思う。
〇ルールは、子供たちの安全を守るためにある。
〇感情はルールを超える。
〇心のままに生きることは、誰もまだ破っていないルールだと思う。
今回は、参加人数が少なかったのですが、この「ぶんのいち」は高校生だけではなく、大人の方にも参加していただけます!たくさんの大人の考えや思いを高校生にぜひ伝えてほしいと思っています。家族や先生、バイト先の人……その他にもたくさんいる町の大人のみなさんと互いの意見や考えを交換する機会は、生徒たちにとって、とってもすてきな時間になると思います!
次回の「ぶんのいち」の日程はまだ決まっていないのですが、たくさんの町民のみなさんのご参加をお待ちしています!
(大門 桃)
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